2025年8月17日日曜日

ローカル線の旅(4日目、険道ぐねぐね)

帝釈峡遊覧船 櫻橋
鏡のような朝の神龍湖。
錦彩館 新龍湖
錦彩館 神龍湖
錦彩館
宿を発って帝釈峡を観光する。帝釈峡は上帝釈エリアと神龍湖エリアに分けられるが、上帝釈エリアは過去に訪れたことがある。
備北の旅
神龍湖 紅葉橋
神龍湖 櫻橋
遊覧船に乗船。朝イチの便で貸し切り状態。
帝釈峡遊覧船
まずは下流に向かう。
帝釈峡遊覧船 紅葉橋
帝釈峡遊覧船
帝釈峡遊覧船
帝釈峡遊覧船
きのう訪れた阿哲台の井倉峡と同じように、帝釈峡もカルスト台地が侵食されて生まれた。
帝釈峡遊覧船
帝釈峡遊覧船
帝釈峡遊覧船
1924(大正13)年に建設された帝釈川ダムは、完成当時、日本一の高さを誇った。断崖絶壁の峡谷を利用したため幅が39.5mと狭く、「日本一縦長なダム」として知られる。
帝釈峡遊覧船 帝釈川ダム
帝釈峡遊覧船
帝釈峡遊覧船 帝釈川ダム 洪水吐
ダムで引き返し、今度は上流へ。
帝釈峡遊覧船
神龍橋は戦前に架けられた、かつての紅葉橋。架け替えの際に移設され、人道橋として活用されている。
帝釈峡遊覧船 神龍橋
帝釈峡遊覧船 神龍橋
帝釈峡遊覧船 櫻橋
40分の遊覧を終え、土産物売場に併設されているカフェへ。地元の神石高原産の赤キウイ「高原ルビー」を使ったアイスを食べる。
COHAN CAFE
今度は徒歩で散策。
櫻橋
櫻橋
櫻橋
紅葉橋 帝釈峡遊覧船
帝釈峡 手掘りのトンネル
帝釈峡
神龍橋は化粧直しの途中。
神龍橋
神龍橋
佐藤商店
帝釈峡をあとにして東城町の中心部へ。ウィー東城店は人口6500人の東城町で奮闘する本屋さん。
ウィー東城店
岡山県新見市に入り、湿原で知られる鯉が窪の道の駅へ。せっかく新見市に戻ったので、きのう食べなかった名物の千屋牛を食べる。
道の駅「鯉が窪」レストラン 山野彩館 千屋牛丼
中国自動車道や芸備線から離れ、山に分け入る県道をぐねぐねと走って高梁市の方へ向かう。やがてガードレールもない渓谷沿いの隘路に入る。そして現れたのが、見事に道路に覆いかぶさった片洞門。これでも県道。
羽山の片洞門
羽山の片洞門
羽山の片洞門
先に進むと、それを上回る光景が目に飛び込んでくる。羽山第2トンネルは「穴小屋」と呼ばれる鍾乳洞を利用したトンネル。トンネルというか、洞窟そのもの。車が行き交う県道にはとても見えない。
羽山第2トンネル
羽山第2トンネル
羽山第2トンネル
羽山第2トンネル
通り抜けた先も片洞門になっていて、よくここに道を通したなと感心する。
羽山第2トンネル
羽山第2トンネル
鍾乳洞はかなり奥まで広がっている。ぬかるんでいたので入口付近までで探索は断念。
穴小屋
穴小屋
県道ならぬ「険道」を戻り、新見方面へ向かう。銅山と、ベンガラの材料となるローハ(緑礬)の製造で巨万の富を築いた広兼邸へ。
広兼邸
高い石垣と楼門で城郭のよう。
広兼邸
広兼邸
弘兼家はこの地域をの庄屋でもあった。
広兼邸
広兼邸
広兼邸
広兼邸
広兼邸
広兼邸
広兼邸
広兼邸
広兼邸
広兼邸
大正時代まで黄銅鉱・磁硫鉄鉱を産出した笹畝坑道。改修工事で入れなかった。
笹畝坑道
明治の頃のベンガラ工場を再現したベンガラ館へ。
ベンガラ館
ベンガラ館
ベンガラ館
ベンガラ館
赤色顔料のベンガラは銅山でとれる硫化鉄鉱を原料として作られ、銅山の町であった吹屋はベンガラの産地として繁栄を極めた。
ベンガラ館
ベンガラ館
ベンガラ館
吹屋の町並みを見学。
高梁市吹屋伝統的建造物群保存地区
石州瓦とベンガラ格子、ベンガラ漆喰で赤い町並みが形成されている。
高梁市吹屋伝統的建造物群保存地区
高梁市吹屋伝統的建造物群保存地区
佐藤紅商店
高梁市吹屋伝統的建造物群保存地区
縁側に座って赤い町並みを眺めながら、ベンガラ色のレモネードで喉をうるおす。
高梁市吹屋伝統的建造物群保存地区 えみあいす
高梁市吹屋伝統的建造物群保存地区
旧吹屋小学校
吹屋小学校の建物は2012(平成24)年まで現役最古の木造校舎として使われていた。
旧吹屋小学校
旧吹屋小学校
旧吹屋小学校
旧吹屋小学校
旧吹屋小学校
高梁市吹屋伝統的建造物群保存地区
高梁市吹屋伝統的建造物群保存地区
高梁市吹屋伝統的建造物群保存地区
ベンガラ製造で栄えた片山家の本家邸宅を見学。
旧片山家住宅
旧片山家住宅
当主夫妻の寝室の天井が低いのは、刀を振り回せないように。
旧片山家住宅 当主夫妻の寝室
旧片山家住宅
旧片山家住宅
旧片山家住宅
旧片山家住宅
旧片山家住宅
向かいにある郷土館は片山家の分家。
吹屋ふるさと村郷土館
吹屋ふるさと村郷土館
吹屋ふるさと村郷土館
先ほどよりはゆるやかな県道を走って新見の中心部に戻る。きのう大行列だった「レストランいんでぃら」へ。夕方だったのですんなり席に着くことができた。
レストランいんでぃら
名物はえびめし。
レストランいんでぃら えびめし
レストランいんでぃら ミックスジュース
新見駅前でレンタカーを返却し、一筆書きの旅を再開。
新見駅
レンタカーのキャンペーンをしていて、きのう井倉峡に展示されていた、お召し列車装備のD51形蒸気機関車のキーホルダーをもらった。一緒にいる新見市のマスコット「にーみん」はピオーネから生まれた千屋牛の子ども。
新見駅
久しぶりに特急に乗車する。2024年4月にデビューした新型やくも。
新見駅 273系やくも
4両編成に4組だけのセミコンパートメントを予約していた。
273系やくも セミコンパートメント
なんとフルフラットにして足を伸ばすことができる。
273系やくも
273系やくも セミコンパートメント
伯備線 新見市防災公園
きのう車で訪れた井倉峡を車窓から眺める。
伯備線
伯備線 日ノ丸鉱業
伯備線 井倉峡
伯備線は山陽新幹線をくぐり、倉敷から山陽本線に入って岡山駅へ。
伯備線 山陽新幹線
岡山駅で40分間の途中下車。
岡山駅 桃太郎像
一筆書き最後の行程は新幹線。岡山駅から京都駅までわずか1時間。岡山で買った果物のいろいろで旅を締めくくる。
山陽新幹線

プロフィール

自分の写真
京都は東山出身。現在は洛北在住。公共交通機関とレンタカーを駆使してあちこち旅します。野球は広島東洋カープ、サッカーは松本山雅、スタジアムに応援に行っています。