2020年11月3日火曜日

大人の修学旅行①(御物・大仏・傑物・好物)

先月、開催初日に行った京都国立博物館の「皇室の名宝」展を再訪。前後期で展示替えがあり、この日が後期の初日。
京都国立博物館 特別展「皇室の名宝」
京都国立博物館 平成知新館
京都国立博物館 平成知新館
前回は岩佐又兵衛「小栗判官絵巻」が印象に残ったが、今回気に入ったのは海北友松「網干図屏風」。
たっぷり鑑賞したのちに館内のレストランへ向かう。
京都国立博物館
京都国立博物館 公式キャラクター「トラりん」
京都国立博物館 レストラン「ザ・ミューゼス」
最後に気に入った作品だけつまみ食いして会場を後にする。天気もよかったので庭園を散策。
京都国立博物館
京都国立博物館 ロダン「考える人」
京都国立博物館
京都国立博物館 明治古都館
京都国立博物館 石仏
京都国立博物館
京都国立博物館 正門
京都国立博物館は秀吉が発願した大仏を安置した方広寺の敷地内にある。周辺の遺構も巡ってみる。
京都国立博物館 方広寺の説明板
豊国神社は豊臣秀吉を祀った神社。現在の境内は明治時代に再興されたものだが、もとは大仏鎮守ための社。
豊国神社 唐門
豊国神社 唐門
豊国神社 唐門から眺める拝殿・本殿
豊国神社 唐門
豊国神社 宝物殿
方広寺の大仏は倒壊・焼失、再建を繰り返したが、江戸後期に再建された4代目が昭和48年(1973年)に消失して以来、再建されることはなかった。秀吉の息子、秀頼が2代目を造営した際は、梵鐘の銘文「国家安康」「君臣豊楽」が徳川家康を冒涜するものとされ、大坂の陣のきっかけとなった。この梵鐘は現存し、大晦日には除夜の鐘として一般人がつくことができる。
方広寺 鐘楼
方広寺 鐘楼
方広寺 鐘楼
大仏殿跡は緑地として整備されているが、何もない。
方広寺大仏殿跡
方広寺大仏殿跡から眺める豊国神社 本殿
耳塚は秀吉の朝鮮出兵の際に戦功の証として持ち帰った耳や鼻を埋めて供養したもの。
耳塚
正面通りは方広寺の大仏の正面につながる通りだから。
仁丹の町名表示板 正面通鞘町東入
正面橋
京阪と地下鉄東西線を乗り継いで蹴上へ。週末にびわ湖疏水船に乗船する予定なので疏水の関連施設を巡って予習する。
まずはねじりまんぽ。まんぽは鉄道の下をくぐるトンネル。強度を増すために斜めにレンガを積んだのがねじりまんぽ。
ねじりまんぽ
ねじりまんぽ
ねじりまんぽ
ねじりまんぽの上を通るのがインクライン(傾斜鉄道)。疏水を行き来した舟を載せるケーブルカーで、蹴上船溜まりと南禅寺船溜まりの高低差を埋めるために設けられた。
蹴上インクライン
ドラム工場はインクラインの巻上機を操作する施設。
蹴上インクライン ドラム工場
琵琶湖疏水記念館でさらにお勉強。
琵琶湖疏水記念館
疏水の歴史や仕組みを学んだあとは岡崎公園を散策。
巨大な輝きの像
南禅寺舟溜りの鴨たち
岡崎通の歩道
京都市京セラ美術館 日本庭園 杉本博司「硝子の茶室 聞鳥庵(もんどりあん)」
京都市京セラ美術館 木村翔馬「水中スペック」
京都市京セラ美術館
通い始めて四半世紀になるケーキ屋さんと洋食屋さんへ。
ラ ヴァチュール
グリル小宝
グリル小宝 ビフカツ
グリル小宝 オムライス
食後、京阪の神宮丸太町駅までさらに疏水沿いを歩く。
夷川発電所
帰宅後、持ち帰ったケーキをいただく。
ラ ヴァチュール タルトタタン

プロフィール

自分の写真
京都は東山出身。現在は洛北在住。公共交通機関とレンタカーを駆使してあちこち旅します。野球は広島東洋カープ、サッカーは松本山雅、スタジアムに応援に行っています。