2023年10月29日日曜日

豊国一周旅(2日目)地獄の釜と唐臼の音

地獄めぐり 海地獄
接岸作業の音で目をさます。予定通り4時25分に別府ターミナルに到着。下船は7時45分からなのでもうひと寝入り。
さんふらわあ別府ターミナル
ふたたび目を覚ましたら部屋に備えつけのシャワーを浴びてレストランへ。
さんふらわあのさつま揚げ
いつもの夜行フェリーだと寝ている時間が多く、もっと船内で過ごしたかったという気持ちになるが、今回は充実感をもって下船する。
さんふらわあ くれない
港から徒歩圏内のところでレンタカーを借り、別府の地獄をめぐる。まずは熱泥が坊主頭のように沸きあがる鬼石坊主地獄。
地獄めぐり 鬼石坊主地獄
地獄めぐり 鬼石坊主地獄
地獄めぐり 鬼石坊主地獄
続いて隣にある海地獄へ。地獄の前に蓮の花が咲き誇る天国がある。
地獄めぐり 海地獄 蓮の池
地獄めぐり 海地獄 蓮の池
地獄もコバルトブルーで美しいが、泉温は98度。
地獄めぐり 海地獄
地獄めぐり 海地獄 温室
地獄めぐり 海地獄 温室
地獄めぐり 海地獄 温室
コバルトブルーの海地獄のそばに赤池地獄がある不思議。
地獄めぐり 海地獄 赤池地獄
少し歩いてかまど地獄へ。噴気で八幡竈門神社の御供飯を炊いていたことに由来する。
地獄めぐり かまど地獄 二丁目
かまど地獄は六丁目まであり、さまざまな種類の地獄がある。
地獄めぐり かまど地獄 三丁目
地獄めぐり かまど地獄 四丁目
五丁目の地獄は年に数回、色が変わるという。
地獄めぐり かまど地獄 五丁目
六丁目も昔は灰色だったのが徐々に赤くなったらしい。
地獄めぐり かまど地獄 六丁目
次は鬼山地獄。
地獄めぐり 鬼山地獄
別名「ワニ地獄」で、温泉熱を利用してたくさんのワニを飼育している。
地獄めぐり 鬼山地獄
地獄めぐり 鬼山地獄
地獄めぐり 鬼山地獄
続いて白池地獄。
地獄めぐり 白池地獄
湧出時は無色透明のお湯が、池に落ちると青白くなるそう。
地獄めぐり 白池地獄
地獄めぐり 白池地獄 熱帯魚館
地獄めぐり 白池地獄 向原石幢
亀の井バス
残り2つの地獄へは車で移動。血の池地獄は日本最古の天然地獄とされる。
地獄めぐり 血の池地獄
地獄めぐり 血の池地獄
竜巻地獄は間欠泉。35〜40分間隔で5分ほど噴き上がる。タイミングが悪いと30分以上待つことになるが、訪れたのがちょうど噴き上がりのタイミングだった。
地獄めぐり 龍巻地獄
地獄めぐり 龍巻地獄 かぼすスカッシュ
これで別府を後にして、九州横断自動車道で一気に日田市へ。日田のソウルフード、日田焼きそばでお昼ごはん。なんとことの日は「おしぼりの日」だった。
想夫恋
想夫恋 焼きそば
想夫恋 焼きそば
日田は『進撃の巨人』の作者、諫山創の出身地。高校生の頃に想夫恋でバイトをしていたらしい。
想夫恋
少し車を走らせ、重要伝統的建造物群保存地区である豆田町へ。天領日田の町人文化が花開いた江戸時代からの建物が残る。
日田醤油本店
豆田町 嘉永〜天保年間建築の長屋
草野本家
草野本家
旧船津歯科
岩尾薬舗 日本丸館
岩尾薬舗 日本丸館
薫長酒造
薫長酒造
薫長酒造
薫長酒造
薫長酒造
造り酒屋のカフェで休憩。
薫長酒造 旅の舎sakabayashi
Areas
予定より時間が押してしまったので迷ったが、行きたかった小鹿田焼(おんたやき)の里へ向かう。山間で9軒の窯元が一子相伝で技術を受け継いでいる。
小鹿田焼陶芸館
民藝運動を推進したバーナード・リーチが飛び鉋の技術を学び、柳宗悦が「世界一の民陶」と評したことで有名になった。
小鹿田焼陶芸館 バーナード リーチ
小鹿田焼陶芸館 バーナード リーチ
小鹿田焼の里
集落を流れる大浦川の水力を利用して陶土を砕く唐臼の音が響く。
小鹿田焼の里 唐臼
小鹿田焼の里 唐臼
小鹿田焼の里 大浦橋
小鹿田焼の里
小鹿田焼の里 登窯
小鹿田焼の里 唐臼
小鹿田焼の里
小鹿田焼の里 登窯
小鹿田焼の里
小鹿田焼の里
小鹿田焼の里 登窯
小鹿田焼の里
かぼすぐるとんを飲んで、九重町の今宵の宿まで車を走らせる。
小鹿田焼陶芸館 かぼすぐるとん
筋湯温泉は開湯1000年を超える。
筋湯温泉 宿坊花しのぶ
夕食前にひとっぷろ。
筋湯温泉 宿坊花しのぶ 岩湯
筋湯温泉 宿坊花しのぶ
筋湯温泉 宿坊花しのぶ
外湯も3箇所ある。中でも3メートルの高さから落ちる「日本一のうたせ湯」が自慢。
筋湯温泉 うたせ大浴場
宿に戻ってさっきとは別の内湯も楽しむ。湯量が多くて気持ちいい。
筋湯温泉 宿坊花しのぶ 檜湯

プロフィール

自分の写真
京都は東山出身。現在は洛北在住。公共交通機関とレンタカーを駆使してあちこち旅します。野球は広島東洋カープ、サッカーは松本山雅、スタジアムに応援に行っています。