2020年10月3日土曜日

信州鉄道旅(1日目)

上野駅 E26系客車「カシオペア」
今年9月に昼行・夜行兼用特急として登場した「WEST EXPRESS 銀河」の山陰夜行コースを申し込むもことごとく落選。夜行列車で旅行したい熱だけが高まってしまったので、定期運行は終了したものの旅行商品として運行を続ける豪華寝台列車「カシオペア」の「長野行き 体験乗車プラン」に申し込む。ただし上野駅発なので、まずは東京に向かわなくてはならない。
新幹線の京都駅に入線してきたのは7月に運用を開始したばかりの新車両、N700S系。まだ9編成しかないレア車両でとてもラッキー。
京都駅 新幹線N700S系
しかも混雑を避けるためにグリーン車をとっていたので、グリーン車と一部の車両だけに導入されたフルアクティブ制振制御装置の乗り心地を堪能することができた。
新幹線N700S系
あまりに固いことで有名な車内販売のアイスクリーム。長野で栗を食べる予定なので栗味に舌を慣れさせる。
シンカンセンスゴイカタイアイスの季節限定キャラメルマロングラッセ味
東京駅 新幹線N700S系
東京駅からは山手線で上野へ。
上野 不忍池
昼食は江戸時代創業の鰻店。
伊豆榮 本店 うな重 竹
カシオペアの時間まで、上野の国立西洋美術館の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」へ。
国立西洋美術館「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」
国立西洋美術館「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」
レンブラント「34歳の自画像」やゴッホ「ひまわり」など、日本初公開の作品を鑑賞。
ル・コルビュジエ設計の建物も世界文化遺産。
国立西洋美術館
国立西洋美術館
国立西洋美術館 ルノワール「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」
もう一つの企画展は「写本彩飾」。
国立西洋美術館 内藤コレクション展Ⅲ「写本彩飾の精華 天に捧ぐ歌、神の理」
国立西洋美術館 内藤コレクション展Ⅲ「写本彩飾の精華 天に捧ぐ歌、神の理」
常設展も見応え十分。
国立西洋美術館 モネ「黄色いアイリス」
国立西洋美術館 モネ「睡蓮」
国立西洋美術館 藤田嗣治「坐る女」
国立西洋美術館 ブールデル「弓をひくヘラクレス」
国立西洋美術館 ブールデル「弓をひくヘラクレス」
国立西洋美術館 ロダン「考える人」
国立西洋美術館 ロダン「カレーの市民」
国立西洋美術館 ロダン「地獄の門」
国立西洋美術館 ロダン「地獄の門」
美術館を後にして上野駅へ。改札外で旅行会社の受付を済ませ、構内へ。
上野駅 朝倉文夫「三相」
機関車に押されてカシオペアが入線。
上野駅 E26系客車「カシオペア」
牽引は勾配線区向けのEF64型電気機関車。
上野駅 EF64型電気機関車
上野駅 E26系客車「カシオペア」 ラウンジカー
上野駅 E26系客車 カシオペアスイート展望室
いよいよ車内へ。カシオペアは全車2階建で全席が2人用A寝台個室。全室にトイレと洗面台が備えられている豪華列車。
E26系客車 カシオペアツイン
E26系客車 カシオペアツイン トイレ・洗面台
客室の探索もそこそこに、通路を通って12号車へ。
E26系客車 通路
12号車は展望ラウンジカー。
E26系客車 ラウンジカー
東京から長野に行くには中央本線・篠ノ井線・信越本線の経路が思い浮かぶが、カシオペアは上野駅から常磐線を千葉県の松戸方面へ向かう。松戸からは馬橋支線を通って埼玉の南浦和を経由する武蔵野線へ。さらに国立支線を通ってようやく中央本線に入線する。普段は旅客列車が通らない路線を人気列車が走るということで、沿線のあちこちから鉄道ファンがカメラを向けていた。
E26系客車 ラウンジカー
夕暮れまでラウンジカーで過ごし、部屋に戻ってベッドメイキング。座面を引き出して背もたれを倒せばベッドのできあがり。
E26系客車 カシオペアツイン
E26系客車 カシオペアツイン
E26系客車 カシオペアツイン
ダイニングカーでの食事もカシオペアの醍醐味。全員がダイニングカーで食事できるわけではなく、今回は幸いにも夕食も朝食も申し込むことができた。
E26系客車 ダイニングカー
料理はフランス料理のコース。
E26系客車 ダイニングカー
E26系客車 ダイニングカー
E26系客車 ダイニングカー
E26系客車 ダイニングカー
E26系客車 ダイニングカー
E26系客車 ダイニングカーの1階通路
食後もラウンジカーへ。
E26系客車 ラウンジカー
E26系客車 ラウンジカー
翌日の朝食が6時からだったので、早めに部屋に戻って就寝。

プロフィール

自分の写真
京都は東山出身。現在は洛北在住。公共交通機関とレンタカーを駆使してあちこち旅します。野球は広島東洋カープ、サッカーは松本山雅、スタジアムに応援に行っています。