2018年1月7日日曜日

長崎マンプク旅(2日目)

眼鏡橋
早朝から長崎電鉄に乗って、諏訪神社に向かう。
長崎電鉄
諏訪神社は長崎の総氏神で、長崎くんちは当社の例祭。地元の人は親しみを込めて「おすわさん」と呼ぶそう。
諏訪神社 一の鳥居
石灯籠
「まよひ子志らせ石」は明治12年建立。参拝者で賑わって迷子が多発したので、警察署の警部が資金を出し合って建立したとのことである。
まよひ子志らせ石
狛犬(獅子)
諏訪神社 大門
諏訪神社は個性的な狛犬に出会えることで有名。
「止め事成就の狛犬」は紙縒を結んでお参りすると、禁煙や禁酒・受験の滑り止めなどに霊験があるそう。
止め事成就の狛犬
止め事成就の狛犬
諏訪神社 神池
高麗犬(こまいぬ)の井戸(銭洗い井戸)
高麗犬(こまいぬ)の井戸(銭洗い井戸)
願掛け狛犬
願掛け狛犬
「トゲ抜き狛犬」は、心のトゲを抜いてくれるそう。
トゲ抜き狛犬
玉園稲荷神社
「カッパ狛犬」は河童のように頭にお皿がある。水をかけてお参りする。
カッパ狛犬
カッパ狛犬
カッパ狛犬
諏訪神社創建当時のものという石造狛犬
諏訪神社創建当時のものという石造狛犬
毛造狛犬ならぬ尾曲がらない猫
諏訪神社を後にし、寺町の方へてくてく向かう。
宮地嶽八幡神社の鳥居は呉須染付の陶器製。有田の香蘭社製で、奉納は1888年。全国的に見ても珍しく、重要文化財に指定されている。
宮地嶽八幡神社 陶器製鳥居
宮地嶽八幡神社 陶器製鳥居
寺町にある興福寺へ。1624年に創建の日本最古の黄檗宗寺院で、開祖隠元ゆかりの寺。
山門が朱塗りのことから地元では「あか寺」とも呼ばれている。
興福寺 山門
興福寺 大雄宝殿(本堂)
興福寺 大雄宝殿(本堂)
唐寺ゆえに中国風意匠が盛りだくさん。
興福寺 大雄宝殿(本堂)
興福寺 大雄宝殿(本堂)
魚板(鰍魚)
媽祖(まそ)は中国の航海の守護神。
媽祖堂(まそどう・ぼさどう)
鐘鼓楼の鬼瓦は外向きは鬼だが、内向きは大黒天で、「福は内、鬼は外」という意匠。
鐘鼓楼
境内には、保存のために移築されてきた文化財も見られる。
旧唐人屋敷門
旧唐人屋敷門
三江とは江南・浙江・江西のことで、その出身者が明治期に設立した集会所の門が残っている。
三江会所門
中島聖堂(長崎聖堂)は東京の湯島聖堂、佐賀の多久聖廟とともに日本三大聖堂(孔子廟)の一つだった。
中島聖堂遺構大学門
獅子と人面が掘られた石
寺町通りから坂を下りて中島川へ。中島川には最盛期には14の石橋が架けられていた。
光永寺と古町橋
言わずと知れた眼鏡橋。
眼鏡橋
眼鏡橋
朝を食べずに出たので、ブランチに長崎のご当地グルメ「トルコライス」を食べる。トルコライスは、スパゲッティナポリタン・ピラフ・カレーソースをかけたトンカツを一皿に盛ったもの。これがなぜトルコなのかは誰にもわからない。
トルコライス
再び長崎電鉄に乗って大浦の方へ。
グラバースカイロードはなんと斜めに上がるエレベーター。れっきとした公道(長崎市道)である。この辺りは車も入れない急坂(階段)ばかり。
グラバースカイロード
南山手レストハウス
祈念坂
大浦天主堂は残念ながらただいま改修中。
大浦天主堂
大浦天主堂
大浦天主堂
旧羅典神学校
普通ならグラバー園にも立ち寄るところだが、明日の天気予報などもにらみつつ、レンタカーを借りて長崎市を後にする。
やってきたのは島原。
島原城
島原城天守閣は外観のみの復元で、中は資料館。
キリシタン資料館 キリシタン皿
キリシタン資料館 キリシタン灯篭
キリシタン資料館 鋏
キリシタン資料館 マリア観音
キリシタン資料館 マリア観音
島原城天守閣からの眺め 島原湾を挟んで対岸は阿蘇山
島原城天守閣からの眺め 眉山
北村西望「日蓮上人」
島原城 石垣 鏡岩
島原城
島原城
島原の街もぶらぶら。
青い理髪館
武家屋敷
武家屋敷
少し車で移動して、鯉の泳ぐまちへ。この辺りは湧水が豊富で、張り巡らされた水路に鯉が泳いでいる。
鯉の泳ぐまち
古民家で、島原名物のかんざらしと長崎名物のミルクセーキ(長崎ではかき氷)をいただく。いずれも夏の名物だが、せっかく長崎に来たので…。
かんざらし
ミルクセーキ
車に戻って、雲仙を目指す。
温泉神社
雲仙に着くと、あちこちから湯けむりが立ち上っている。日の暮れが近かったが、駆け足で地獄を巡る。
八万地獄
八万地獄
お糸地獄
お糸地獄
大叫喚地獄
今宵の宿は雲仙温泉。夕食には島原名物の具雑煮が。
島原名物「具雑煮」

プロフィール

自分の写真
京都は東山出身。現在は洛北在住。公共交通機関とレンタカーを駆使してあちこち旅します。野球は広島東洋カープ、サッカーは松本山雅、スタジアムに応援に行っています。