2016年12月23日金曜日

当世熊野詣(1日目)

那智滝
私の実家は京都の今熊野というところ。後白河法皇が院政をしいた地で、和歌山の熊野社を勧請した新熊野(いまくまの)神社があったことが地名の由来。私の先祖は熊野社とともに和歌山から移ってきたという噂があるので、熊野への旅はルーツをたどる旅でもある。ちなみに後白河法皇は34回も熊野詣を行った熊野マニア。
まず電車で紀伊勝浦に向かうが、京都からは大阪経由よりも名古屋経由が最短時間。名古屋から特急「ワイドビュー南紀」に乗車。
ワイドビュー南紀の車窓から紀伊長島あたり
ワイドビュー南紀の車窓に広がる尾鷲湾
特急「ワイドビュー南紀」
ハイビスカスがお出迎え
紀伊勝浦に着いたらもうお昼。勝浦漁港は生マグロ水揚げ日本一。食べないわけにはいかない。
鮪中トロかつ
隣の太地町は捕鯨発祥の地の鯨の町。食べないわけにはいかない。
鯨の竜田揚げ
お腹いっぱいになってレンタカーで向かうのは那智滝。落差日本一。
那智滝をご神体とする飛瀧神社
虹がかかる那智滝
熊野那智大社に隣接する青岸渡寺は西国三十三所第一番札所。
那智滝から青岸渡寺に続く道
西国三十三所第一番札所 青岸渡寺
青岸渡寺三重塔と那智滝
熊野那智大社
境内の大楠には大きなうろがあり、胎内くぐりができる。
平重盛お手植えと伝わる大樟
大樟は樟霊社として祀られており、胎内くぐりができる
熊野は碁石の黒石にされる那智黒石の産地。それにちなんだ黒飴が名物だが、それがさらにソフトクリームに。
那智の黒飴ソフトクリーム
次は新宮の熊野速玉大社へ。
熊野速玉大社
熊野速玉大社のほど近くにある神倉山。その山上にあるのが速玉大社の摂社である神倉神社。山上までの石段は斜度45度以上あるんじゃないかと思われるほどの急峻さ。這いつくばって登る。
神倉神社
山上には御神体である巨岩「ゴトビキ岩」が鎮座。
神倉神社
神倉神社
急峻な石段は帰りの方が怖い。
神倉神社の急峻な石段
今宵の宿は勝浦湾の島の上。船で向かう。
今宵の宿

プロフィール

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京都は東山出身。現在は洛北在住。公共交通機関とレンタカーを駆使してあちこち旅します。野球は広島東洋カープ、サッカーは松本山雅、スタジアムに応援に行っています。