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MIHO MUSEUM |
「生誕300年 同い年の天才絵師〜若冲と蕪村」を見に、信楽の山奥にあるMIHO MUSEUMへ。
石山駅から1日7本のバスで揺られること50分。近江八景「瀬田の夕照」で有名な瀬田の唐橋を渡ると瀬田川の支流をひたすら遡る。不便なことこの上ないが、おかげで近年、大人気の若冲がゆっくり見られる。東京のサントリー美術館からの巡回だが、おそらく東京ではたいへんな混雑だっただろう。
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瀬田の唐橋 |
MIHO MUSEUMに行くのは4回目。レストランがあるレセプション棟から展示棟まではトンネルを抜け橋を越える必要があるので、着いてすぐレストランに飛び込むことに。石山駅では遅れてきた1本前のバスにも乗ることができたが、山道の50分を立ったままではきついのと、レストランが11時半にならないと開店しないので次のバスを待つ。
レストランでは評判のよいおむすび御膳を注文。「おむすびに1800円って!」と思っていたが、農薬・化学肥料を使わずに作られた食材を使った料理はたしかに滋味である。
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おむすび御膳 |
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アプローチの道路脇に咲くキンシバイ |
レセプション棟から展示棟までは電気自動車でも行けるが、ぶらぶら歩いていく。美術館は桃源郷をイメージしており、「時空を超える」と評されるトンネルはまさに別世界への入り口である。
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「時空を超える」と評される銀色の板が貼られたトンネル |
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トンネルを抜けると美しい斜張橋 その先に展示棟 |
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斜張橋とトンネル |
展示棟の設計は、ルーヴル美術館の「ガラスのピラミッド」で有名なイオ・ミン・ペイ。自然環境に配慮し、8割が地中に造られている。
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美術館の展示棟 |
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展示棟内部 |
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企画展の看板 |
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帰りは電気自動車で |