2015年2月21日土曜日

沼津港〜柿田川公園〜三島

熱海のMOA美術館で、尾形光琳の「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」を同室に同時展示しているというので、静岡県東部を旅することに。

沼津港

駿河湾は海岸からわずか2kmで水深500mに達するという日本一深い湾。駿河湾の漁港である沼津港には、深海魚水族館があり、めずらしい深海魚が食べられる食事処もあるとあって、多くの観光客でにぎわっている。
この日は天気は下り坂だったが、午前中は港越しに富士山が眺められた。港を守る大型水門は上に展望台があり、港を一望できる。
沼津港から富士山を望む
大型展望水門びゅうお
びゅうおから望む富士山
港内には多くの食堂が軒を連ねるが、人気店は行列必至。開店と同時に深海魚が看板の寿司店に。トウジン、デンデン、ハシキンメ、ムシカレイ、クロムツなどが食べられる。総じて淡白で身は柔らかい。美味。
でんでん(オオメハタ)の握り
クロムツの握り
金目鯛の握り
腹がくちくなったところで深海魚水族館へ。6年間、餌を食べずに生き続けたことで有名になったダイオウグソクムシなどの深海魚と、浅い海の魚を並べて展示。2階にはシーラカンス・ミュージアムも併設され、本物の冷凍個体を展示している。
沼津港深海水族館
沼津深海水族館を有名にしたダイオウグソクムシ
駿河湾の名産、タカアシガニ
深海魚ではないホウセキカサゴ
シーラカンスの冷凍個体
カモノハシの仲間で卵生のハリモグラ
港町の猫

柿田川湧水群

沼津駅に戻り、タクシーで沼津市の隣の清水町にある柿田川公園へ。柿田川はほぼ100%が富士山からの湧水からなるという珍しい川。公園内のあちこちに「わき間」と呼ばれる湧き口がある。
柿田川湧水群
柿田川湧水群のキセキレイ
早咲きの河津桜は今年は開花が遅れ気味。
柿田川公園の河津桜

三島

柿田川公園から歩いて三嶋大社へ。境内の茶屋で名物の草餅、福太郎をいただく。
三嶋大社
三嶋大社本殿の見事な彫刻
境内の茶屋で食べられる福太郎
三嶋大社境内の梅
三島と言えば鰻。有名店の桜屋は以前行ったことがあるので、今回はすみの坊へ。
すみの坊の鰻丼
デザートに、太宰治も通ったというララ洋菓子店で、看板商品のベビーシューとモンブランを購入し、宿で食べる。本日5食目。太宰は当時のママ目当てで通ってコーヒーを飲んでいたという話しだが…。
ララ洋菓子店のベビーシューとモンブラン

プロフィール

自分の写真
京都は東山出身。現在は洛北在住。公共交通機関とレンタカーを駆使してあちこち旅します。野球は広島東洋カープ、サッカーは松本山雅、スタジアムに応援に行っています。